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ブラぶラした時に見たこと、感じたことをお届けします

ベネチア ムラーノ島とブラーノ島を訪れたお話

オーストリアでの用事を済ませ、帰国便はイタリアのベネチアからの出発。帰国前日に時間が取れたのでベネチアの街を散策してみようと思い立った。しかし、当日はバカンスシーズンも終盤とはいえ、週末なので激混みは必至と思われた。

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少しでも混雑を避けようと考えて、ベネチア本島には何度か訪れたことがあるので、周囲に点在する島を巡ってみようと考えた。レンタカーだったので、本島の駐車場に停めると1日20ユーロ以上取られるし、バポレット(水上バス)もかなりの混雑が予想された。他にアクセス方向がないかと地図とにらめっこしていると、ベネチアはイタリア本土から延びた半島の中にラグーンが形成されており、この半島側からアクセスできないかと調べてみた。路線数は少ないもののお目当のブラーノ島やその先に続くムラーノ島への路線や、ベネチア映画祭が開かれるリド島へ向かう路線があることが判明。



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半島突端のプンタ サッビオーニ(Punta Sabbioni)に向かう。ベネチア空港からは車で50〜60分くらい。船着場の手前のロータリーを右に入ると普通車用の駐車場がある。1日7ユーロと良心的な値段で、ベネチア本島のような車幅ギリギリに駐車線が引かれていることはなく、木陰にゆったりと停車させることができる。駐車場から海に出て、左へ200m程歩くとバポレット乗り場がある。観光客もいるが、まばらで混雑感はなかった。バポレットの乗船券は一回券もあるが、何度も券を買うのは面倒だし3回以上乗ると元が取れるので、20ユーロで24時間券を購入。
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乗船時にこのチケットを改札口にある機械にタッチするとゲートが開くようになっている。
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ブラーノ島に向かうには12号線に乗船するということは事前にネットの路線図で確認しておいた。昼間は1時間に一本、朝夕の多い時でも二本/時間しか運行されていない。乗ってみるとその理由がわかった。かなり空いていて、のんびりした感じ。
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約30分でブラーノ島に着くが、そこで状況は一変。大勢の人が乗ってきて、都心のラッシュ並みの混雑になった。ブラーノからムラーノまでは約40分。向こう岸にはベネチア本島も見渡せる。
ムラーノ島はガラス細工で有名な島で、ガラス製品を扱う店が多く軒を並べている。島の中にはガラスでできたオブジェがあり、ブラブラ歩きながらこれらを眺めているのも楽しい。
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ムラーノ島での散策を楽しんだ後、再び12号線に乗ってブラーノ島方面に引き返す。







バポレット乗り場では同じ路線でも行く方向によって乗り口が違っていたり、そもそも乗り場自体が100mくらい離れていたりすることもある。一見わかりにくいかもしれないが、何号線のどこ方面という看板や表示が出ていたり、主な停留所には船会社の職員がいるので尋ねるとよい。
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その時に路線図をスマホにダウンロードしておくなり、プリントアウトしておくと話は早いと思います。
www.alilaguna.it





ブラーノ島はレース編みとカラフルに塗られた家々で有名な島。オッサンなのでレース編みにはあまり興味はなく(笑)、見てみたかったのはカラフルな家並み。結構ドギツ目な色の家が立ち並んでいて、これがもし日本に建ち並んでいることを考えると下品な感じにしか想像できなかったのですが、ブラーノ島では違和感がないのはなぜなのだろう。気候風土、家々のデザインや形、そこに暮らす人々、運河。いずれにしても違和感がなく溶け込んでいたように感じました。
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本島の混雑を避けるように多くの人が訪れていたが、それでも肩と肩が触れ合うように歩くことはないので、本島に比べるとかなりマシな方だと思う。もちろんベネチア本島は魅力的だし、見るべきものも多い。しかし今回訪れた島々は少し路地を入れば観光客の姿はなく、島の暮らしの雰囲気をなんとなく感じることができる。そこが離島ならではの良さなのかもしれない。