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ブラぶラした時に見たこと、感じたことをお届けします

燕岳 日帰り登山

北アルプスの燕岳に行って来たお話です。
本当は山でのんびり一泊したかったのですが、時間が取れなかったので日帰りで行ってきました。

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当日はよろしくお盆休み前ですが夏休みでした。心配だったのは中房温泉にある登山者用無料駐車場に駐車スペースの空きがあるかどうかということ。午前6時前には現地に着きましたが、第一駐車場は満車で第二駐車場に停めることができました。この時点で空きは3台ほど。第三駐車場は確認していませんのでわかりませんが、やはり繁忙期はかなりの混雑が予想されますので麓に停めてバスを利用することも検討された方が良いかと思います。詳しい情報は安曇野市のホームページを事前に確認していかれると良いかと思います。

燕岳・常念岳・蝶ケ岳方面の登山者用駐車場について(お知らせ) - 安曇野市公式ホームページ

長野県では県内で指定された登山道を利用する場合は条例で登山届けの提出が義務づけられています。

https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/tozanjorei/shiteitozando.html


提出方法には何通りかの方法があり、以前に比べると随分利用しやすくなったのではないかと思います。

https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/smartphone/tozankeikakusho.html


今回は公益財団法人 山岳ガイド協会が運営されているコンパスというサイトを利用して、初めてオンラインで登山届けを提出してみました。

www.mt-compass.com

繁忙期は登山口の届出所が混雑していたりしますが、これなら事前にネットで届け出を済ましておくことができます。スマホにアプリを入れておくと地図をダウンロードすることができ、スマホのGPSと連動して地図上に位置を示してくれるサービスなども提供されています。
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下山した際に下山通知を行うと、届出時に登録した緊急連絡先のメールアドレスに無事下山したことを知らせるメールが送られるようになっています。また、下山予定時刻から7時間が過ぎても下山通知を行わないと、緊急連絡先に登録したメールアドレスに下山未確認メールが送られるなどきめ細かいサービスを受けることができます。






登山口入口のトイレで用を足し6時15分頃に出発しました。
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いきなり急登が続きます。他の皆さんは結構なスピードで登っていくのですが、無理せずゆっくり息が上がらないように気をつけながら登ります。実際、ガンガン登っていた人が先で休憩しているところを追い抜いていきます。そしてまたガンガン登ってその先で休憩しているという何組かの人たちと抜きつ抜かれつを繰り返していましたが、標高が上がるにつれて息が続かなくなったのか、ついには追いついてくることはありませんでした。人間の体は、日頃から運動している人でも酸素借という状態から運動に入ります。つまり運動開始時には心臓や血液などが運動に適応するために時間がかかり、この時点では一部無酸素性エネルギーが利用されるそうです。この時点で無理をすると準備運動もままならないうちに全力疾走しているのも同然で、すぐに疲れてしまい登るペースはどんどん落ちていくことになります。特に燕岳の登山道のようないきなり急登から始まる登山道は、息が上がらないようなかなりのスローペースで登った方が、効率よく安全に楽しく登山を楽しめるのではないかと思います。急登が続く合戦小屋までは、とにかく息が上がらないペースを守ることが大事だと感じました。ウサギとカメの亀歩きでも8時20分には合戦小屋に到着しました。
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合戦小屋から先も登りは続きますが、それまでに比べるとかなり緩やかな登りとなり視界も広がるので景色も楽しむことができます。
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稜線にある山小屋の燕山荘の少し手前には鎖場もありますが特に問題なく歩けると思います。
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8月中旬だと花の盛りも過ぎていますが、燕山荘周辺まで高度を上げると花を見ることもできました。9時30分には燕山荘に到着。
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当日は天気の変わり目で、良くなってくる予報でしたが稜線まで出た時にはまだガスがかかっているような状態でした。燕岳から立山や槍ヶ岳を眺めるのが今回の登山の最大の目的でしたが、この時点では全く見ることができませんでした。







燕岳山頂に向かう砂礫地帯ではコマクサがたくさん咲いていました。盛りは過ぎていましたが、十分に楽しむことができました。こんなにたくさんのコマクサが咲いているのは初めて見ました。そんなコマクサに見とれていると、向こう側に見える槍ヶ岳のガスがどんどん晴れてきてその勇姿を現してくれました。
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山頂から燕山荘まで降りてきて、トイレを借りたり食事を摂って長めの休憩。小屋では生ビールも飲めますが、今日はこれから下山して運転なのでグッと我慢。小屋周辺からも素晴らしい眺めで、いつまで眺めていても飽きることがありません。

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このまま小屋に泊まって夕暮れや朝日を浴びた槍ヶ岳も見たいところですが、次回の楽しみにということで11時35分に下山を開始しました。お昼過ぎには合戦小屋まで戻ってきました。名物のスイカを食べようかと思ったのですが、行列ができるほど盛況だったので先を急ぐことにしました。何が疲れたって、ここから先、特に第二ベンチから登山口までの下りが一番疲れました。行きに急だった登りは、帰りは段差のある下りで、しかも樹林帯に入っていくので歩いても歩いても同じような景色が続いて飽きてしまいました。それでも13時45分には中房温泉まで下山することができました。
次に来る機会があれば、燕岳から常念岳や蝶ヶ岳へ向かって縦走してみたいと思いました。